目次
先週に続き、今回も恵比寿店の青柳が担当をさせていただきます。
前回の記事では、身体のリセット法として、すべての基本になる呼吸を見直していきました。
人間がリセット機能を機能させるための手順として、Original Strengthが提唱する3原則が下記になります。
1.横隔膜を使った呼吸をする
2.前庭系を活性する
3.対側の動き、対角の動き、中心線を交差する動きを行う
*「Original Strength Presents PRESSING RESET」より抜粋
今回は、リセット法の2番にあたる、「前庭系を活性する」についてお話をさせていただきます。
今回の内容も先日に参加した、キネティコス様主催のセミナー「Original Strength Presents PRESSING RESET」の内容をまとめたものになります。
https://kinetikos.jp/contributors/original-strength
By File:Anatomy of the Human Ear.svg: Chittka L, Brockmann
derivative work Nesnad – File:Anatomy of the Human Ear.svg, CC BY-SA 3.0, Link
上のイメージで、正円窓と三半規管の辺りが前庭系なり、内耳と呼ばれる部分に収まっています。
以下、前庭系と身体のつながりを的確に表しています。
身体のすべての筋肉は、前庭系とつながっています。
前庭系は動きを感知し、水平「レベル」の感覚を維持できるようにデザインされています。
身体は頭を追随するようにデザインされており、頭は視線を追随するようにデザインされています。(中略)
*「Original Strength Presents PRESSING RESET」より抜粋
前庭系の機能不全は、日常生活での身体の緊張・疲れや姿勢不良につながり、アスリートの場合だと動きの再現性、安定性や力強さなどを損ねる原因となり得ます。
今回一番のポイントは、人間の自然な動きは、「目を動かす→目線に頭がついてくる→さらに体幹部や手脚がついてくる」といった流れで行われることです。
では、どのように普段から前庭系を整えていくのか?
「目線でリードして、身体を動かすこと」これだけ意識してみてください。
目線で頭の動きをリードして、後方を見る。
目線でリードして、上下を向いています。この時に舌の先端が軽く上前歯の後方に当たった状態で動いていますか?
舌の先端を下前歯の後方にして動いていただくと、頸部の可動域が全く違うことを体感できます。
他にも様々な体勢がありますが、これらのリセットは普段の生活に取り入れやすいものを選びました。下記の注意点に留意しながら、1分間ほど動くだけでも、現代のライフスタイル(PCやスマホなどで、前ばかり向いているため、身体を伸展する筋肉が衰えやすい)での問題点も改善してくれる動きです。
※注意:慣れない方が行うと、目が疲れたり、乗り物酔いになった感覚になることがあります。身体が動きづらい・痛みがある場合は、無理に動かすことは避けてください。
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恵比寿店 青柳陽祐
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