Cast 03
初代MVP受賞
わがまま娘の大きな成長
商品開発事業部ディレクター
善積 美直 Yoshizumi Minao
学芸大学店 初代店長
Dr.トレーニング PLUS事業部
商品開発ディレクター
2017年入社
初代MVP受賞
わがまま娘の大きな成長
女性として初の店長を経験し、
Dr.トレーニングフェスティバルでは初代MVPを受賞。
その活躍から、新規事業である
サプリメント開発を任されるなど多彩なキャリアアップを実現し、
トレーナー業務のみならず、キャリアウーマンとしての活躍。
その背景に迫りました。
前置き
あまり自身の事を語ることがない印象の善積さん。今回のインタビューで様々なマル秘エピソードを伺うことができました。
多くを語らない善積さんの意外な一面や、多彩なキャリアアップを積んでいく中、これまでどのようなことを大事にしてきたのかなど。
男性比率8割のDr.トレーニングの中で女性が活躍できる秘訣について。
今回のインタビューから学べる事は多かったのではないかと思います。
店長、マネージャー、そして新規事業に関わる。その思考回路についてお話を聞くことができました。
Question 01
Dr.トレーニングへの
入社経緯を
教えてください。
始まりは医療現場から
私は、もともと回復期リハビリテーション施設で理学療法士として働いていました。主に脳梗塞の患者様と向き合うことが多かったです。3年ほど勤務しておりましたが、麻痺の状態になってしまった患者様に対する処方に限度があると感じ、より根本的な部分である予防医学に興味を持ちました。多くの病の原因である生活習慣病を改善できるようなお仕事に関わりたいと思いました。そして、その頃に現在、弊社のパートナーとして関わっていただいている坂田さんの予防医学セミナーに参加し、栄養学にも興味を持ち始めたところが転職のスタートだったかと思います。そこで、すぐにトレーナーになろうと決心したわけではなく、予防医学に関わる仕事ができて、かつ理学療法士という資格を活かせる環境はないかと探していたところ、「Dr.トレーニング」がヒットし、応募をするきっかけとなりました。
Question 02
入社の決め手となった
ポイントとは?
社内環境と代表の言葉
セッション見学と会議、勉強会への参加を通じ、『ここに入りたい!』と入社への決意が固まりました。理由はこの環境なら自分が成長できると感じさせられたからです。当時の記憶で一番衝撃的だったのは、初めて店舗に伺った際に入り口で出迎えていただいた方(吉田さん)の元気の良さと爽やかな笑顔でした。そして、店内にいるスタッフの方々が初めて会ったにも関わらず、新切な態度で接してくれる雰囲気がとても新鮮で魅力的だと感じました。(その中には当時勤めていた芦田さんもいらっしゃり、『とてもきれいな方だなー!』と驚いたのも記憶に残っています。)
最終面接での出来事
その後の最終面接では店舗の近くにあるカフェで山口さんとお会いしました。とても気さくな雰囲気で、お昼時でもあったのでパスタを食べながら、フランクな面接をして下さったのを記憶してます。面接の内容は細かく覚えていないですが、1つだけ印象に残っている事は「トレーナーとしてやっていく覚悟があるか」これを問われたことは鮮明に記憶に残っています。その時、私は即答で『あります!』と答えました。その理由は、私自身とにかく成長したい!と言う気持ちがあり、見学やスタッフの方とのコミュニケーションを通じ、この環境であれば絶対に成長できると確信を持てたので、この答えに至りました。
Question 03
入社後、
環境の変化に
順応できましたか?
変わらなければいけなかったのは自分だった
変わらなければいけなかったのは
自分だった
入社後、順風満帆にこの環境であれば自分は活躍できると思っていたのですが、実際は違いました。そもそも、自分の仕事に対する考え方が間違っていた・・・その事に気づかされ、それを改善することに時間がかかりました。
先輩のスタッフに対して、「なぜ、掃除をしなければいけないのか?」と言うことや、「なぜ、ものを大切に扱わないといけないのか?」「なぜ、To Doをやらなきゃいけないか?」(To Doとは社内で決められた毎月のタスク)などなど、荒れた発言をしていたみたいです。(笑)そういったことをきちんと理由を説明してくれたのが、山口さんや先輩スタッフの方々でした。環境に適応する以前に、自分の仕事に対するリテラシーが低かったところを直すところから始まった。というのが当時は大変だったのかなと思います。苦労したと言う表現はちょっと違うのかなと思いますが、ストレスは溜まっていたと思います。(笑)相当、自己中心的なわがまま娘だったと思います。当時ご迷惑をおかけした方には頭が上がりません。
Question 04
Dr.トレーニングの社風、
その特徴とは?
仕事に対するリテラシーの高さ
これは断言できることなのですが、志しの高い方が多く、仕事に対して前向きに一生懸命な方たちが多いと言うところです。集団組織でよくありがちなのが、「だるい」とか「疲れた」とか「行きたくない」「やりたくない」と言う言葉が出てくるのが、多くの環境で見受けられる印象なのですが、私が知るDr.トレーニングは、そういったネガティブなフレーズが一切出てこない。この仕事に対するリテラシーの高さはDr.トレーニングの大きな特徴だと言えると思います。そういうリテラシーの高い方たちが多い環境だからこそ、自分が行き詰まったり悩んだときに助けてくれる仲間がいる。そんな人たちがいる環境であるということが、私がDr.トレーニングが好きな理由になりますね!今日も、この後、木戸くんと佐々木くんと飲みに行きますが・・・(笑)
Question 05
Dr.トレーニングに
課題はあるのか?
チャレンジできる環境であるからこその課題
チャレンジできる
環境であるからこその課題
これはDr.トレーニングの良さがあるからこそ、生まれているものなのかもしれないですがDr.トレーニングではトレーナーとして入社した後、店長やマネージャーを経験したり、違う事業部へシフトし、商品開発や企画、マーケティングなどに携わるケースもあります。私自身がそういったキャリアを歩んできたからこそ感じるところではあるのですが、商品開発や外部の方との関わり、マーケティングなどを勉強していく中で社内にその道を極めたプロフェッショナルな方がいないため、全て自分で考えPDCAを回して最適な答えを見つけていくということをやっていく必要があります。
自由度の高さが他社にはない部分
すごく貴重な経験をさせていただいているのですが、行き詰まったときに相談できる上司がいたら理想だなー!と思うことはあったりします。現在は外部のコンサルティングを受けていたりするので、だいぶ助けられてはいますが・・・社内でも各部署のプロフェッショナルとなれる人たちが必要なんじゃないかなと思っています。それを考え私は一度山口さんにマーケティングを極めるためにマーケティングの会社に行った方がいいんじゃないか?と言う相談をしたことがあります。それに対する山口さんの答えはマーケティング会社に行っても最初のうちはどうしてもアシスタントとして雑務関係の仕事が多いと思う。今の環境では自由度が高いので、どんどん実務経験を積むことができる。この環境を生かして行った方が身になると思うよ!と。それを言われ腑に落ちたのを覚えてます。
Question 06
今までどんなキャリアを
歩んできたか?
まさかこんなキャリアを歩むとは
私はDr.トレーニング に入社してから4年半くらいになります。入社後は「トレーナー」→「店長」→「マネージャー」と言うキャリアを歩んできました。栄養研修の講師も任せていただきました。その後にサプリメントの開発マネージャー。そして、マーケティング戦略にも関わらせていただいています。入社した頃はこんなアグレッシブな未来を想像していなかったですね!(笑)常々、感じるのは、私だけではこの仕事は成り立たないと言うことです。商品開発に関わる人たちは多く、ディレクターという立ち位置として話をまとめたり、スケジュール管理したりするのは正直大変です。ここはストアマネージャーをやっていた時の経験が生かされています。
今後、Dr.トレーニングを
どうしたいか?
どちらかと言うと山口さんについていきたいと言う気持ちが強いです。理由は自分を変えてくれた山口さんへの恩返しがしたいと言うところです。成し遂げたいミッションであるド『Dr.トレーニングを世界の文化に』これを実現させるための役割として多くの人から必要とされる人材になりたい。そのために様々な能力を身に付け、それらを高め、ミッションを達成させるために必要な人材としてキャリアを積んでいきたいと言う思いがあります。これが山口さんへの恩返しだと思っています。
Question 07
現在の仕事での
面白い部分を
教えてください。
今までなかった0→1の領域
正直、面白いと言う領域にまだ達していないですが。0→1の事業に携われているのは面白いと思えるところかもしれません。その分、自分で考える能力が必要となってくるので描いている理想を実現させることができなかった時に自分の能力の足りなさに悔しい思いをしたりする場面はありますが。0→1はどちらかと言うと苦手でした。今でこそ面白さを感じているのですが、どちらかと言うと私は言われたことをやると言うスタンスで仕事をしてきたので、自ら発想力を持って事業を作り上げていくと言うのは苦手分野でした。その点、多くの山口さんや村山さん、遠藤さんとお仕事を近くでさせていただく機会が増えたことによって、その発想力であったり実行力の凄さを目の当たりに感じています。
これまでのキャリアで
学びになった事とは?
大きく成長したのは店長時代です。いろんな経験をさせていただきましたが、中でも自分を成長させてくれたのは店長の経験でした。特に人間的な側面が大きな部分です。具体的には「感謝をする」ということ、そして「チームワーク」を良くするためにはどうしたらいいか。そういったことが感覚的ではありますが、できるようになったと言うのは店長時代に身に付けたところだと思います。よく、山口さんが自責で捉えると言うことをおっしゃっておりましたが、それが身に染みて分かったと言うのも大きいですね。店長と言うポジションを与えられたことによって、本来自分だけの問題じゃないところも、自分が責任を取らなければいけないと言う場面も多くなりました。面白いエピソードがあるのですが。スタッフにミスがあったとき、そのミスが起こった原因を追求すると言うことよりも、そのミスが起こった原因が自分にあるのではないか。自分の接し方や言動などを振り返り改めることによってスタッフのミスが減っていく。ミスしたスタッフをどうしたいかではなく、自分がどうすればスタッフのミスがなくなるのかということを意識して考えるようになりました。これは自責で考えた結果の功績だと思います。
Question 08
スタッフとの忘れられない
エピソードとは?
心に残った大切な思い出
これも店長時代の事ですね。あの頃は木戸くんと毎日のように飲みに行っていました。スタッフと仕事以外の部分で関わる機会を増やしていた時期というのはとても楽しかったです。そして、そういった時こそスタッフの本音が聞けたり自分自身も素直になる時がありました。特に嬉しかったのは学芸大学店が1周年を迎える時、スタッフからサンクスメッセージの動画をいただき、その動画を見てとても感動しました。動画は全国放送可能ですので、ぜひ見てみてくださいね!
ちなみにやっていた、
この頃のルーティン
スタッフとの思い出を振り返る中で思い出したことなのですが、この頃いろんな葛藤があり辛かったこともあったと記憶してます。その時に毎日リフレッシュするために私はランニングしていました。そのランニング中にイヤホンで聞いていたのが山口さんとの個人ミーティングのボイレコでした。ランニング中のBGMが山口さんの声って面白いですよね。(笑)今となっては面白い話なのですが、それを聞いていたおかげで山口さんが何を考えているのか、その思考がインプットされた感じがします。
Question 09
善積が
大事にしている事とは
人生は山登りであり、戦いである。
私は常に山を登っている感覚だと思っています。その山登り、その階段を1段上がるごとに敵と対峙し戦わなければいけない。その敵を倒さなければ階段を上ることができない。人生はそんなゲームのような感覚であると思っています。その敵を倒していくと自分の能力がレベルアップしていき、さらに高いところにいる敵に向かうことができる。その先に何があるかわからない、常にブラックボックスの状態なのです。(笑)特に面白いところは飛び込んでみないと相手の情報がわからないと言うところです。相手の情報がわからなければどうやって戦えばいいのか、どうやって倒せばいいのか、弱点は?というのが分かりません。それを探すところから自分が頑張らないといけないと言うところも、1つ面白いところですね。『毎日、冒険の旅、ドラクエです(笑)』旅の中で大事にしている根本の考え方は『やるべきことをやる』ただそれだけだと思います。悲観的にならないと言う事は常々意識しています。
今後の展望は?
恋愛は・・どうでしょうか(笑)そこは秘密です!結婚して子供を育てながらも、頑張るキャリアウーマンになりたいのでそれも一つの目標です!
あとがき
今回のインタビューを通じ、知的で多くを語らない印象の善積さんから多くのマル秘エピソードをお聞きすることができました。 善積さんの意外に笑えるチャーミングなところや、人想いなところ。 そして、成長に対する確固たる意欲の高さなど。 常に新しいことへ、そして高い壁に立ち向かう強い精神力を感じました。 まだ世の中にないものを作り、それを多くの方に届け、人々を幸せに導く。 そんな大きな仕事の裏側には、多くの女性が憧れるかっこいいキャリアウーマンである、善積さんが支えている。 とてもエネルギッシュな方だと感じました。