小円筋と棘下筋が肩甲上腕関節(GHJ)に与える影響

みなさん、こんにちは。

Dr.トレーニングの山口元紀です。

地元「群馬県高崎」のトータルボディケア施設、

「ベストパフォーマンスジム×鍼灸整骨院 in 高崎ペガサス」

も無事プレオープンを迎える事ができホッとしています。

それについては、改めてブログに書きたいと思います。

 

shoulder-anatomy

今回は、GHJ(肩甲上腕関節)の外旋筋が与える関節の安定性について簡単にお話しさせて頂きます。

アメリカ大学院の資料を何気なく読んでいた時に見つけた1つです。

以前に鳥口突起に痛みが認められる場合は、

インピンジメントシンドロームの前兆というお話しをしましたが、

それに関連したお話しです。

上記の症状はいわゆる「SICK scapular」という症状の1つですが、

もともとGHJにLaxity(緩さ)がある中で、

棘下筋と小円筋が疲労によりうまく機能しなくなるとどうなるか・・・!?

上腕骨頭が前方にTranslation(移動)してしまいます(AROMの時です)。

そして結合組織などや他の筋肉に過度に負荷がかかり、

それが続くと炎症が起こります。

そして炎症が起こると痛みが発症します。

痛みがでると筋痙攣が起きます(ペイン&スパズムサイクルと呼ばれている現象)。

要するに、疲れている棘下筋と小円筋が更に機能しなくなります。

それが、更なる上腕骨頭のTranslation(移動)を引き起こします。

それにより諸症状が悪化してしまい、最悪は手術というケースに陥ります。

特にGHJ外旋筋は疲労しやすいので、普段からトレーニングで鍛えたり、

ケアしなくてはダメということですね。

「継続したトータルケア」をして

「怪我をしない身体作り」を心掛けたいですね。

 

 

山口 元紀 Genki Yamaguchi

株式会社Dr. トレーニング 代表取締役

【一瞬ではなく一生モノの身体作り】

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帰国後は日本のプロアスリートや芸能人のパーソナルトレーニングを担当。
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