2024.03.08
「花粉症を治したい。」運動中に気をつけたいポイントとおすすめ対策
目次
こんにちは。
ドクタートレーニング パーソナルトレーナーの東田です。
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3月に入り、花粉症の兆しも嫌でも見えてきたのではないでしょうか。
弊社のパーソナルジムのお客様でも「花粉症が・・・」と嘆く方も多くなっています。
私自身、1月に10日ほど花粉症になり「とても辛かった」です。
ただ、そこは知識と経験を活かして【運動・栄養・休養】で速攻で改善をしました。
結論としては「花粉症でも運動やトレーニングはした方がいい」と私は考えております。
そこで今回は
・花粉症でも運動をした方がいい理由
・花粉症での運動の注意点や気をつけるポイント
などを紹介します。
ぜひ、最後までご覧ください。
そもそも花粉症とは?
花粉症は炎症のひとつです。
炎症は身近なものでも多く、ニキビや虫刺され後の腫れ、風邪等も炎症に分類されます。
花粉症の場合は、スギやヒノキなどの植物の”花粉”が原因で起こるアレルギー性鼻炎であり、鼻腔内(鼻の中)の粘膜が炎症を起こすことで様々な症状が現れます。
運動やトレーニングが花粉症の予防に効果がある!?
まず、最初にもお伝えしている通り「花粉症でも運動やトレーニングはした方がいい」と私は考えております。
花粉症に運動がいい理由①
体温上昇による免疫力向上
運動すると体温が上がり、免疫細胞が活性化し、花粉症の原因となるアレルゲンに対する抵抗力が向上する可能性があります。
体温が1℃上がると、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)の活性は約5倍、マクロファージの貪食能は約2倍に高まるという研究結果があります。(※1)
NK細胞は、ウイルスやがん細胞などの異常細胞を攻撃する免疫細胞。マクロファージ は、細菌やウイルスなどの病原体を貪食し、除去する免疫細胞のことです。
花粉症に運動がいい理由②
ストレス解消
運動はストレス解消効果があり、ストレスは花粉症の症状を悪化させる可能性があります。
ストレスホルモンであるコルチゾールは、免疫細胞の機能を抑制し、以下の様な影響を与えることが分かっています。
白血球数の減少: 白血球は、ウイルスや細菌などの病原体から体を守る重要な役割を果たします。
炎症反応の亢進: 炎症反応は、感染症に対する防御反応ですが、慢性化すると免疫機能を低下させる可能性があります。
花粉症に運動がいい理由③
鼻づまり改善
鼻づまりと血流は、密接に関係しています。
鼻腔内の血流が悪くなると、鼻粘膜が腫れやすくなり、鼻づまりが起こりやすくなります。
昔、テレビで「鼻詰まりの際にスクワットをすると改善する」というのを見て、当時は「なんで?」と思ってましたが、こちらが理由になります。スクワットによって下半身の大きな筋肉を使うことで、全身の血流が良くなり、その結果、鼻腔内にも好影響を及ぼすということです。
花粉症中に運動やトレーニングをするために気をつけること
1.適切な運動場所の選択
花粉の飛散が激しい場所や、花粉の飛散が予想される時間帯は避けましょう。室内での運動や、雨上がりなど花粉の飛散が少ない時間帯を選ぶと良いと思います。
2.運動前後のケア
運動前には、マスクを着用したり、目を保護するためのサングラスを利用したりすることで花粉の侵入を防ぐことができます。運動後には、外で過ごした場合は衣服を取り替え、体を清潔に保つことも重要です。
3.栄養やサプリメントの摂取
花粉症の症状を軽減する栄養やサプリメントを摂取することも一つの方法です。
特におすすめは、抗炎症作用のある「オメガ3脂肪酸」です。いわゆる魚の油で、サバやイワシなどの青魚に多く含まれます。今ではサプリメントで気軽に摂取できるようになってます。
4.運動後のケア
運動後には、体を清潔に保つことが大切です。外で運動した場合はすぐにシャワーを浴び、衣服を取り替えましょう。また、目を清潔に保つために、目薬を利用することも有効です。 花粉症の症状があっても、運動を楽しむためには適切な対策が必要です。上記のポイントを参考に、花粉症対策をしっかり行い、安心して運動を楽しんでください。
5.適度な運動量
花粉症の症状があるときは、無理な運動は避けましょう。適度な運動量を心がけ、体調に合わせて運動を行うようにしましょう。体調が悪化するようならば、運動を中止することも大切です。
6.規則正しい生活
規則正しい生活を送ることも花粉症対策の一つです。睡眠不足やストレスは免疫力を低下させるため、花粉症の症状が悪化する原因になります。適切な睡眠時間を確保し、ストレスを溜めないよう心がけましょう。
花粉症の季節でも運動を楽しむためには、適切な対策が必要です。上記のポイントを参考に、自分に合った花粉症対策を行い、安心して運動を楽しんでください。
まとめ – 花粉症時期の運動はパーソナルジムがおすすめ –
ここまで「花粉症と運動」についてお話をさせていただきました。
結論、運動をする場所としては下記の条件になります。
①花粉は外に多いので”室内”での運動がおすすめ
②多くの人の出入りがあると花粉を持ち込みやすいので、”少人数が出入りする場所”が望ましい
③花粉症は運動だけでなく、栄養も必要なので”栄養指導”ができる場所が良い
①②③を満たしているのが「パーソナルジム」です!
弊社がパーソナルジムだからといえばそれまでですが
現実的に考えてもパーソナルジムでの運動がおすすめと言えます。
Dr.トレーニングとは
「運動の無駄をゼロにする」 というコンセプトのDr.トレーニングは、 医学的根拠に基づいた500種類以上のトレーニングをお客様の理想の状態に合わせて、カスタムメイド でご提供。
だから、無駄がゼロ。
花粉症を一人で悩まず、Dr.トレーニングへご相談にいらしてください。
お客様の痛みや不安に寄り添い、サービスを提供させていただきます。
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【著者情報】
東田 雄輔
– 資格
・NSCA-CPT(全米エクササイズ&コンディショニング協会認定パーソナルトレーナー)
・JATI-ATI(日本トレーニング指導者協会認定トレーニング指導者)
・NASM-PES(全米スポーツ医学協会認定パフォーマンス向上スペシャリスト)
・NASM-GFS (全米スポーツ医学アカデミー認定ゴルフフィットネススペシャリスト)
・IASTM SMART TOOLs
・PRI Postural Respiration 修了
・PRI Pelvis Restoration 修了
・PHI pilates act
https://drtraining.jp/cast/higashida/
【文献情報】
※1:Jurcovicová, et al. (2000). “Temperature-dependent activation of natural killer cells.” Journal of Applied Physiology, 88(2), 604-610.