2024.08.04
ジムの滞在時間はどのくらい?利用頻度や選ぶコツも解説
目次
スポーツジムへ通うにあたって、1回のトレーニングでどのくらい運動すれば良いのか、またどのくらいの頻度で通えば良いのか、わからない方も多いのではないでしょうか。
1回のトレーニングにおけるジムの滞在時間やジムに通う頻度は、自身の行う種目や目的に応じて変わります。
今回は、ジム滞在時間の目安や目的別のジムに通う頻度について詳しく解説します。無理なく通えるジムの選び方もあわせて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
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ジムの滞在時間の目安
ジムの滞在時間の目安を、行うトレーニング別に解説します。
筋トレのみの場合
筋トレのみを行う場合の、ジム滞在目安時間は40分〜1.5時間程度が望ましいです。
「筋トレは短時間で追い込むもの」と念頭に置き、高強度・高重量のトレーニングを、1時間ほどで追い込み切るのがポイントです。
長時間の筋トレは、疲労が溜まりやすかったりストレスにつながったりするため、逆効果になるおそれがあります。
特に筋肥大を目指す方ほど、自身の最大限まで身体を追い込み、早めに切り上げると無理なく継続できるでしょう。
筋トレ+有酸素運動の場合
筋トレと有酸素運動を組み合わせて行う場合の、滞在目安時間は1.5〜2時間ほどです。
時間配分としては、ウォーミングアップ・クールダウン含めて有酸素運動45分、筋トレ45分がおすすめです。
特に体脂肪を落とし、ボディメイクを目指す方は「筋トレ→有酸素運動」の順に行うのが効率良いトレーニングといえます。
筋トレ後は身体の基礎代謝が高まり、脂肪分解されやすい状態にあるため、有酸素運動を加えると高い活性効果が期待できます。
個々の目標や目的に応じて、筋トレと有酸素運動をバランス良く行いましょう。
スタジオレッスンの場合
スタジオレッスンを行う場合の滞在時間は「2〜3時間」程度が目安です。
一般的なフィットネスジムで行われているスタジオレッスンは、1レッスン1時間程度である場合が多いです。筋トレや有酸素運動を合わせて行う場合や、着替え・待ち時間などそのほかの時間も考慮すると、滞在時間は自然と長くなります。
長時間の無理したトレーニングは怪我や疲労につながりかねないため、合間にしっかりと休憩をとり、無理のない範囲で行いましょう。
【目的別】ジムに通う頻度
ここでは、ジムに通う目的別におすすめのトレーニング頻度を解説します。
【運動不足の解消】週1からスタートを
運動不足解消が目的の場合は、まず週1回から運動を始めましょう。これまで運動習慣がほとんどない方にとって、無理をせず少しずつ運動を始めることが継続させるコツです。
最初は軽い有酸素運動や低負荷での筋トレを行い、体力や筋力がついてきたところで、徐々に負荷を上げるとトレーニングの効果が向上します。
【ダイエット】週3回以上を目指して
ダイエットや理想的なボディメイクを目的とする方は、週3回以上のトレーニングを目指しましょう。
筋トレ後の24〜48時間は代謝が向上しているため、この周期でトレーニングを継続すると理想的な身体への変化が期待できます。
また筋トレと比べて有酸素運動は、身体への負担が少ないといわれています。体脂肪をケアするために有酸素運動を行う場合は、週5回と頻度を増やして行うのもおすすめです。
【筋力アップ】週2~3回が適切
筋力アップを目的としている方は、週2〜3回の頻度でトレーニングを行いましょう。
筋力を上げるために必要な考えが「超回復」です。超回復とは、トレーニングで損傷した筋繊維の一部が修復される過程で、もとの筋繊維より太い状態になることです。最大筋力に近い負荷でトレーニングを行い、2〜3日ほど休息をとり、またトレーニングを行うというサイクルを繰り返すと、筋肥大し筋力向上の効果が見込めます。
出典:e-ヘルスネット「筋力・筋持久力」
効率良いトレーニングをするには、筋肉に必要な回復期間をつくるのも大切です。
無理なく通えるジムを選ぶ際のポイント
無理なく運動をつづけるには、自分にふさわしいジムを選ぶことが重要です。ここでは、ジム選びに失敗しないために重視すべき5つのポイントを解説します。
通いやすい場所にあるか
ジムを選ぶ際に、まず重視すべきポイントは「立地・場所」です。自宅や職場から通いにくい場所にあるジムは、途中で止めてしまう大きな原因につながります。
おすすめの立地条件は、自転車か徒歩で無理なく通える場所、もしくは最寄り駅から1〜2駅先の場所に位置していることです。
立地条件と同様に「営業時間」も重視したいポイントです。
自分のライフスタイルと照らし合わせて、通いやすいジムを選びましょう。
見学・体験はできるか
ジムに入会する前に、施設見学や体験トレーニングができるか確認しましょう。見学や体験を行うメリットは、ジム内の雰囲気や様子など、画面上では伝わらない情報を実際に味わえるところにあります。
確認すべきポイントは、下記の通りです。
・ジムやスタッフの雰囲気
・施設内の衛生面・清潔感
・設備やスペースの充実度
・ほか利用者の様子や混み具合 など
可能であれば、興味をもったジムを複数ピックアップし、比較して選ぶのがおすすめです。
希望する設備が整っているか
自分が希望する設備が整っているのか確認するのも、ジム選びを失敗しないポイントのひとつです。希望する設備が整っていると、ストレスを感じにくく満足感の高いトレーニングにつながります。
マシン以外に併設されている設備は、下記の通りです。
・ロッカー設備
・シャワールーム
・サウナルーム
・リラクゼーションルーム
・カフェラウンジ
・スイミングプール など
設備の充実しているジムは、月額費用が高額に設定されているケースが多いです。
予算を考えた上で、求めている設備が整っているか確認しましょう。
スタッフの対応は適切か
ジムに通いつづけるには、在籍スタッフの質も重要なポイントです。スタッフの対応が不適切なジムは、気分やモチベーションの低下につながりかねません。
対応の良いスタッフには、以下の特徴があります。
・ジム入館時に気持ちの良い挨拶をしてくれる
・施設の紹介やマシンの使い方をわかりやすく説明してくれる
・トレーニングの指導を丁寧に行ってくれる
・空き時間にマシンや館内の掃除をしている
・笑顔で積極的に利用者とコミュニケーションをとっている など
受付やトレーナーの接客態度をしっかり見極めて選びましょう。
パーソナルトレーナーはいるか
パーソナルトレーナーがいることも、失敗しないジム選びには大切です。特に運動経験の浅い方や過去に運動で挫折している方にとって、パーソナルトレーナーは強い味方になります。
パーソナルトレーニングは、利用者個々の目的・体力に合わせた最適なメニューを、専属トレーナーのもとマンツーマンで行います。
一般的なフィットネスジムより料金がかかりますが、効率良く理想のボディを目指したい方はぜひ活用すべきです。
まとめ
本記事では、ジムの滞在時間の目安や、目的別のジムに通う頻度について詳しく解説しました。自分にふさわしいジムの滞在時間やトレーニング頻度を考えるには、まず成し遂げたい目標やジムに通う目的を明確にする必要があります。
目標や目的を明確にした上で、通いやすいジムを選び、自分のライフスタイルに沿った無理のない範囲からトレーニングを続けていきましょう。
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無料カウンセリングと体験パーソナルトレーニングを随時受け付けているので、ぜひ検討してみてください。
【著者情報】
東田 雄輔
– 資格
・NSCA-CPT(全米エクササイズ&コンディショニング協会認定パーソナルトレーナー)
・JATI-ATI(日本トレーニング指導者協会認定トレーニング指導者)
・NASM-PES(全米スポーツ医学協会認定パフォーマンス向上スペシャリスト)
・NASM-GFS (全米スポーツ医学アカデミー認定ゴルフフィットネススペシャリスト)
・IASTM SMART TOOLs
・PRI Postural Respiration 修了
・PRI Pelvis Restoration 修了
・PHI pilates act