2020.09.16
サッカー×肉離れの関係と予防&強化 ①
目次
こんにちは!!
Dr.トレーニング中目黒店の坂東巧貫です✨
今回のブログの内容は「サッカーにおける肉離れ」についての内容です!!
サッカー競技者はもちろん、スポーツをしてる方には共通する部分も多く誰にでも起こり得る怪我ですので、是非ご覧ください🔥✨
let’s go!!
肉離れについて
肉離れとは・・・
→太もも(特にハムストリングス)やふくらはぎなど筋肉が切れたり、裂けたりすることによって筋肉が断裂する怪我のことを言います。
メカニズム・・・
筋肉は主動筋という収縮する筋肉と、拮抗筋という弛緩する筋肉があります。
しかし、急激な筋肉に対する刺激・ストレスによって脳からの伝達が上手くいかず、本来は弛緩するべき筋肉も主動筋と同様に収縮してしまい、肉離れを起こしてしまいます。
ざっくりまとめると「神経の伝達ミスによって起こる筋肉の相反的な働き」です💡
具体的な症状・・・
→炎症や内出血、患部の腫れ、痛みがあります。
肉離れは部分的に断裂することが多いですが(部分断裂)、まれに筋肉が完全に断裂してしまうということもあります(完全断裂)😰
部位としては、ハムストリングス(特に大腿二頭筋)、大腿四頭筋、腓腹筋の肉離れが多くみられます。
原因って・・・
内的要因
→柔軟性の不足、股関節周辺の筋肉や関節の協調性の不足や筋力のアンバランス、ウォーミングアップがしっかりできていない etc…
外的要因
→過度なスケジュール(主に試合)、天候(筋温の変化に耐えられない) etc…
サッカーにおける肉離れの局面
・急激な加速(オーバーラップ・スルーパスに対する走り込み etc…)
・切り返し・方向転換(ドリブル)
・シュート・パスなど蹴る瞬間
特に上記のタイミングで肉離れは起こりやすいですね。。
この局面で起きる肉離れはハムストリングス(大腿二頭筋)や、大腿四頭筋(大腿直筋)がメインかと思います。
原因としてあげられるのは、以下のようなものです。↓↓
・軸足の臀部や内転筋群の筋力不足
・肉離れした方の股関節の柔軟性不足
・脊柱の可動域(胸椎の回旋運動の制限)
この3つは私がトレーナーとしてお身体を診てきた中でもこれらの原因がかなり多いです。
次回はこれらの弱点を克服するためのエクササイズや肉離れの対処法・処置についてお話ししていきますので、お楽しみに‼️
肉離れの症状やタイミングについてしっかり覚えていただければと思います。😌
それではまた、次回のブログでお会いしましょう。