2021.08.28
食後に眠気を感じるのは一体なぜなのか!?
目次
こんにちは!
Dr.トレーニング恵比寿店松橋です。
ここ最近は雨が降る頻度は減りましたが、やけに湿気が高く感じますね…
汗をかくことも多くなり、脱水症状の危険も高くなってくるので、
喉が渇く前の段階から意識的に水分補給をしていただければと思います!
万人共通の悩み…
みなさんにとって、仕事や学業にとって最大の敵は、
「食後による眠気」かと思います…。
(そんなの大したことないよと思える方がいたら…心から尊敬します😭)
前日きちんと睡眠をとったにも関わらず、昼食後に睡魔に襲われるというケースも
珍しくないかなと思います💦
そこで、今回はその眠気がなぜ起きてしまうのかを説明させていただきます!
食後に生じる眠気のメカニズム
食事をとった後に眠気に襲われやすくなる主な原因は2つあり、
・血糖値の急上昇・急降下
・覚醒作用を持つホルモンである「オレキシン」の抑制
があるので、これらをそれぞれお話しさせていただきます!
血糖値の急上昇・急降下
食事をとると体内の血糖値が上がりやすくなります。
(ちなみに、血糖値は血液中のブドウ糖濃度のことを指します!)
そして、血糖値が上がると体内でそれを元に戻そうとするため
「インスリン」
という血糖値を下げる作用を持つホルモンの働きが強まります!
それにより体内の血糖値が下がりすぎてしまうと、
みなさんの活動源である脳への栄養である「ブドウ糖」が供給されにくくなり、
頭がボーッとしやすくなってしまい、結果として眠気につながってしまいます…😪
また、これは朝忙しくて「朝食をなかなか摂れない方」には特に顕著に表れやすいです。
理由としては、朝食を摂らない分昼食で急激な血糖値の上昇につながりやすくなり、
体内の血糖値がより低い数値に落ちやすくなるので、
ここは1つの対策として「朝食を摂る」ということが意識できると、
現状よりは眠気を抑えやすくなるので、他のメリットを含めても朝食は是非とも摂っていただきたいです!
(さすがにここまでの質で摂らなければいけないわけではないので、まずは続けられる範囲で行ってみましょう!)
オレキシンの抑制
オレキシンというホルモンには覚醒作用があるのですが、
食事を摂るとこのホルモンの働きが抑制されてしまうので、
目を覚ました状態を保ちたくても体が眠気を誘発する状態になりやすくなってしまいます…。
人間がホルモンの働きに抗うことは非常に困難なので、食事を摂って眠くなるのは
多少は受け入れなければいけないことにはなるのですが、
先程の血糖値の部分と同様に対策を練ることはできます!
それは、
「食事を腹八分目までに抑え、どこかのタイミングで10分前後の仮眠を入れる」
ことです!
仮眠を入れるのは多少難しさがあるかもしれないのですが、
下手に我慢してそのまま寝落ちしたり、エナジードリンク等で紛らわして健康に害が
出てしまうよりはマシではないかと個人的には思っています!
寝落ちしてしまうとどれくらいの時間寝てしまうか全く予想できないですし、
エナジードリンクも糖質の量が非常に多いので、血糖値の変化が出やすくなってしまいます。
ですので、どこかのタイミングで意図的に仮眠をとることでそれを防ぎやすくなります!※
※20分以上寝てしまうと体も熟睡モードに切り替わりやすくなってしまい、
起きてからもスイッチの切り替えが上手くいきにくくなってしまうため、
10~15分の仮眠がオススメです!
まとめ
今回は、食後に眠気が襲ってくるメカニズムについて説明させていただきました!
眠気が襲ってくる理由としては、
①血糖値の急上昇→急降下による脳への栄養供給低下
②オレキシンの作用抑制により睡眠が誘発されやすくなる
この2点が主な理由となります!
この眠気を完全に抑えることは正直難しいので、まずは多少なりともこれを受け入れて
無理のない範囲で対策をしていただければと思います!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
また次回もよろしくお願い致します!
一瞬ではなく一生モノの身体作り
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松橋一真 Kazuma Matsuhashi
資格
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
日本ダイエット健康協会認定ダイエットインストラクター