2021.11.27

ストレスの多い現代社会で知っておきたいホルモンと、その対処法とは!?

こんにちは!

Dr.トレーニング恵比寿・代官山店スタッフの松橋一真です。

前回担当させていただいた記事では、クライマックスシリーズが終わって

いよいよ日本シリーズが始まるということを書かせていただきましたが、

その日本シリーズもついに佳境へと入ってきました…!

 

毎試合、最後まで目が離せない展開が続いていますが、なんとかヤクルトが

日本一になるよう日々願っています!

 

現代社会・そしてトレーニングに共通するものとは!?

さて、今回はとあるホルモンについてお話させていただければと思うのですが、

話そうとしているホルモンと関連する内容としては、ズバリ

「ストレス」についてです!!

今回のタイトルにも書かせていただいたように、

現代社会、そしてトレーニング(特に長時間行った場合)

に共通するものがこれにあたります!!

 

日常生活ではいうまでもなく処理することが必要不可欠なストレスですが、

ストレスが残ったままでいるとせっかく行っているトレーニングにも

悪影響が生じてしまうんです…。

 

ですので、今回はそれに対処してくれるホルモンである

「コルチゾール」と、それについて知った上でストレスとの効果的な向き合い方

をお話させていただきます!!

 

コルチゾールによって筋肉の分解が進んでしまう!?

コルチゾールの主な作用としては、

・ストレスに対して体の不調を守ってくれる

・血糖値を上げる

これらの作用が期待できます!

 

かつて、人間にとってのストレスは

食べ物が「不足」していることによるもので、体を動かすために

少しでも血糖値を高めてエネルギーを作りやすい状況にするために

コルチゾールなどのホルモンが力を発揮してきました!

 

しかし、現代社会においてこういった状況に陥ることは少なく、

食べ物が「充足」して他の要因によるストレスが生じることが大半を占めるようになりました💦

 

そして、コルチゾールはそのストレスに対処するのが

食べ物が不足した時のストレスと比較して弱い傾向があるため、

より多くのコルチゾールが必要となります。

 

血糖値を上げる作用があるものの、その作用はこの状況下でも起こっているため、

結果的に体内の糖質が不足して筋肉からエネルギーを作り出す

「糖新生」という作用に傾いてしまい、筋肉の分解が進んでトレーニングの効果も下がりやすくなります…!

また、コルチゾールが過剰に分泌されてしまうと

メタボリックシンドロームのリスクも上がりやすくなるという研究もあるため、

ダイエットやボディメイクを目的としてトレーニングをしている方にとっては

よりマイナスに働いてしまう可能性が出てきます…。

(本来、コルチゾールは朝血糖値が低い状況の中でも活動の質を落とさないように

血糖値を上げてくれたり、ストレスを処理してくれるというのが主な作用になるため

決して悪いホルモンであるわけではありません!あくまで誤解のないように…)

 

ストレス過多にならないためにすべきこととは!?

現代社会では、自分ではストレスになるものという自覚がない中でも

実は徐々にストレスが溜まってしまっていたりするケースもあるので、

これから挙げさせていただく2つの対処法は是非日常的に実践していただきたいです!

 

①自律神経を整える

ストレスが溜まってしまっている状況下だと、体が興奮状態にさせる作用がある

「交感神経」が優位になりやすくなるため、リラックスしている時に優位になる

「副交感神経」の働きが弱まりやすくなってしまい、疲労感や集中力低下にも

つながりやすくなってしまいます!

 

そこで、個人的におすすめしたい方法が

・クラシックや自然音を聴く

・アロマを焚いたり好きな匂いを嗅いで嗅覚からアプローチを行う

 

これら2つになります!

 

どちらにも共通しているのが、

「五感」のいずれかを刺激することです!

 

※味覚によるストレス対処が、いわゆる好きなものをたくさん食べるということになります…

 

これらは、ストレスが多くなると日常でもあまり体感することが少ないことかなと

思うので、こういった方法によりメリハリをつけられると理想的です!

 

②トレーニングを行う

2つ目は、トレーニングです!

「あれ?ストレス溜まるとあんまり意味がないのでは?」

と思われた方もいるかと思います😅

 

しかし、トレーニング自体はストレスの対処法としては非常に有効なものになります!

 

トレーニングをやりきることによって、全身を心地いい感覚にしてくれる

「ドーパミン」「β-エンドルフィン」の分泌が行われやすくなり、

さらにはコルチゾールの過剰分泌による脂肪蓄積にもつながりにくくなります!
(シンプルに、運動することによって得られる効果ですね!)

もちろん、これはトレーニングだけでなくウォーキングや趣味でスポーツを楽しむことでも行えるので、

たしかにストレスが過剰に溜まってしまうと筋肉量も落ちやすくなってしまうのですが、

それを理由にトレーニングをはじめとする運動をやめる理由にはしないでいただきたい

というのが、今回最も伝えたかったことになります!

 

ですが、あまり長時間トレーニングに時間を費してしまうと

かえってコルチゾールの分泌が高まりやすい状態になってしまうので、

目安としては長くても60~90分を一区切りとしていただければと思います!

まとめ

今回は、

「ストレスの多い現代社会で知っておきたいホルモンと、その対処法とは!?」

ということについて、トレーニングや筋肉と結び付けながらお話させていただきました!

 

ストレスに対処してくれる「コルチゾール」を適切な分泌量にさせるためにおすすめの方法として、

・聴覚や嗅覚を中心とした「五感」の刺激

・トレーニングなどの「運動」を行って爽快感や達成感によるストレス軽減

を紹介させていただきましたので、

せっかくのトレーニングの効果を最大限出していくためにも、

そして現代の生活を少しでも負担なく過ごすために、

今回お話させていただいた対処法も是非試していただければと思います!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

また次回もよろしくお願い致します!


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松橋一真 Kazuma Matsuhashi

資格

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日本ダイエット健康協会認定ダイエットインストラクター

 

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