2022.05.14
腸内環境を整えよう
目次
こんにちは!
Dr.トレーニングです。
今回は、腸内環境について解説していきたいと思います。
腸内フローラ(腸内環境)
腸は、脳からの指令がなくても自発的に働きを調節するため、「第2の脳」とも呼ばれています❗️
私たちの腸内には様々な細菌が存在し、100兆個以上もの細菌が存在しています!
その最近のバランスによって腸内環境を整えているのです。
なぜ、腸内フローラと呼ぶかというと、、、
顕微鏡で腸の中を観察すると植物の「お花畑(flora)」のように見えることから腸内フローラと呼ばれています。
腸内フローラの役割
①消化できないものを体に良い栄養素に変換する
②腸内を病原体から守る
③腸内フローラのバランスを保つ
これらの役割を果たしています。
腸内細菌の3種類
腸内には大きく分けて3つ細菌がいます。
皆さんも一度は聞いたことがあると思います。
善玉菌・悪玉菌・日和見菌
それぞれの役割を確認してみましょう❗️
「善玉菌」
善玉菌は、ビフィズス菌や乳酸菌などが代表で、腸の運動を整えてくれたり、悪玉菌の増殖を防いだりしてくれます。
「悪玉菌」
脂質や動物性タンパク質を好み、悪玉菌が増えると便秘や下痢になりやすくなります。
「日和見菌」
腸内の善玉菌・悪玉菌の多い方に見方をします。
そして、この3つのベストバランスは、
「善玉菌:悪玉菌:日和見菌」
「2:1:7」
これがベストバランスです‼️
日和見菌が多い方に見方をしてしまうため、悪玉菌が増えないようにすることが重要になります。
そのためには、
・悪玉菌を増やさない
・善玉菌を増やす
これらが重要になります。
生活で気をつけること
重要なのは、悪玉菌の増殖しづらい環境を作ることです。
悪玉菌は、動物性タンパク質や脂質を摂取することで増えやすくなります。
これは体の中の酸性・アルカリ性のバランス pHが崩れ、アルカリ性に傾くことにより悪玉菌が増殖します。
逆に酸性に傾けるためには、食物繊維やオリゴ糖を摂取することで善玉菌が増え、pHが酸性に傾き悪玉菌の増殖を抑えてくれます。
もう一つ重要なことがあります。
それは、「通過菌」を摂取することです🔥
通過菌は、人の腸に住み着かず、最終的に排出されてしまう菌のことです。
これらは、ヨーグルトやチーズ、納豆などに含まれる乳酸菌や納豆菌が代表的です!
これらは、善玉菌の中の、ビフィズス菌の働きを高め、さらに悪玉菌の腐敗菌の増殖を抑えてくれる役割を果たします。
特に納豆菌は、温度や酸にも強いため胃酸に耐え、腸内で善玉菌の増殖を手助けくれるため、特におすすめです‼️
腸内環境におすすめ食材
善玉菌を増やすための食物繊維、オリゴ糖が多く含まれる食材を紹介します❗️
食物繊維は、もちろん野菜ですね!
野菜や果物、豆類に豊富に含まれています!
オリゴ糖は、大豆や玉ねぎ、ごぼう、ねぎ、バナナなどが豊富に含まれます!
私のおすすめは大豆です‼️
食物性タンパク質で、さらにオリゴ糖、食物繊維も豊富なので、大豆ミートなどで摂取してもいいですね‼️
私たちの体は、食べたもの・摂取したもので構成されてきます。
日々の食材選びで体が変わってきます。
ダイエットやボディメイク、健康維持のためにも食事は大本になります。
少しずつ変えられるところから変えていきましょう‼️
もしわからないことがあれば、プロに聞いてみましょう!
パーソナルトレーナーや管理栄養士などに確認してみてください。
Dr.トレーニングでは、栄養士に加えて理学療法士も在籍しています。
パーソナルトレーニングだけでなくても、ジムのスタッフに聞くこともできると思うので、
気になる方はネットの情報だけでなく、トレーナーの話も聞いてみてください💡