ダイエットをするなら生理後!理由や成功のためのポイント

2025.01.08

ダイエットをするなら生理後!理由や成功のためのポイント

ダイエットを始めるタイミングとして、「生理後が良い」と聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。しかし、なぜ生理後が良いのか、詳しい理由がわかっていない方もいるでしょう。そこで今回は、生理後にダイエットしたほうが良い理由やおすすめの運動メニュー、注意点などについて解説します。

 


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生理後にダイエットしたほうが良い理由とは?

「女性がダイエットするなら生理後から」といわれるのは、生理後から排卵準備までの約2週間が痩せやすい期間だからです。
生理後から排卵日までの期間を「卵胞期」といいますが、この期間中はエストロゲン(卵胞ホルモン)と呼ばれる女性ホルモンの分泌量が増加します。

エストロゲンは子宮内膜を厚くさせ、妊娠の準備を行うホルモンです。それ以外にも下記のような作用があるといわれています。

・代謝を促進させる
・セロトニンなどの脳内神経伝達物質の正常なはたらきを維持して精神を安定させる

生理後の卵胞期は上記の作用によって代謝が良く気持ちも落ち着いているため、脂肪を燃焼しやすく食欲もコントロールしやすいとされています。さらに体内に溜め込まれていた水分も排出されやすくなるので、生理後はダイエットの効果が出やすくなるのです。

ちなみに排卵日から次の生理までの期間は「黄体期」と呼ばれ、プロゲステロン(黄体ホルモン)と呼ばれる女性ホルモンの分泌量が増加します。

プロゲステロンには子宮内膜に受精卵が着床しやすくなるように、身体に水分や栄養を溜め込む作用があるため、黄体期は痩せにくいといわれています。

 

 

生理後のダイエットに適した運動メニュー

生理後にダイエットしたほうが良い理由は把握できたものの、何をすれば良いのかわからない方もいるのではないでしょうか。そこで、生理後のダイエットに適した運動メニューを紹介します。

 

有酸素運動

生理後のダイエットでは、有酸素運動を取り入れるのがおすすめです。有酸素運動とは、下記のような比較的負荷が少なく、長時間続けられる運動のことです。

・ストレッチ
・ウォーキング
・ジョギング
・ヨガ
・水泳
・サイクリング など

これらの運動を行うと血液中の糖分や脂肪が酸素とともにエネルギーとして消費されるため、有酸素運動と呼ばれます。

生理後のダイエットで有酸素運動を行う時間の目安は1日20~30分です。ただし、運動が苦手な方やあまり身体を動かしていなかった方が急に強度が高めのジョギングなどから始めると、途中で挫折したりケガをしたりする可能性があります。
長く安全に継続するためにも、まずはストレッチやヨガ、ウォーキングなどから始めるのがおすすめです。

 

無酸素運動

無酸素運動とは、短時間で大きなエネルギーを消費する運動のことです。身体を動かす際に酸素を消費しないため、無酸素運動と呼ばれます。無酸素運動に分類されるのは、下記のような運動です。

・筋力トレーニング
・ウエイトリフティング
・短距離走 など

有酸素運動と無酸素運動を組み合わせると、よりダイエットの効果が高まるため、できるだけ無酸素運動も取り入れるようにしましょう。
特に筋力トレーニングは自宅でも簡単に始められるので、生理後のダイエットに向いています。下記にておすすめの筋力トレーニングを3つ紹介しますので、ぜひ取り入れてみてください。

 

スクワット

スクワットはおしりや太ももなどの大きな筋肉を鍛えられる筋トレです。

1.両足を肩幅程度に広げて立つ
2.つま先を膝と同じ向きかやや外向きにする
3.手を身体の前で組む
4.太ももと床が平行になる位置までゆっくりとおしりを下げる
5.ゆっくりと立ち上がる
6.4~5の動作を10回1セット、計3セットを目安に行う

ヒップエクステンション

ヒップエクステンションも、下半身の筋肉の強化に役立ちます。

1.四つん這いになる
2.両手を肩幅程度に広げる
3.左足を後ろに伸ばしながら上げ、上がり切ったところでいったん止まる
4.膝を曲げながら胸に引き付け、いったん止まる
5.3~4の動作を10回行う
6.右足でも同じ動作を10回行う
7.左右それぞれ10回1セット、計2セットを目安に行う

プランク

プランクは腹筋や背筋などの体幹の筋肉を鍛えられます。

1.両方の肘と膝を床につける
2.足を伸ばして肘とつま先で身体を支える
3.頭からかかとまでが一直線になるよう意識しながら、20~30秒キープする
4.ゆっくりと膝を下ろして休憩し、2~3の動作を2~4回ほど繰り返す

 

 

生理後ダイエットの食事で意識したいポイント

生理後のダイエットを成功させるには、食事を管理することも重要です。ここでは、特に意識したいポイントを2つ紹介します。

 

栄養素

生理後のダイエットを成功させるには、積極的に摂取すべき栄養素とできるだけ控えるべき栄養素を意識した食事を摂ることが大切です。

 

タンパク質を意識して摂取する

タンパク質は筋肉をつくるのに欠かせない栄養素なので、積極的に摂取しましょう。

【おすすめの食材】

・卵
・大豆製品
・乳製品
・豚肉 

糖質控えめで食物繊維が多い食材を摂る

糖質を摂り過ぎると太りやすくなりますが、減らしすぎるとエネルギー不足に陥ったり間食が増えてしまったりします。糖質をある程度控えつつ、同時に食物繊維が摂れる食材を取り入れましょう。

【おすすめの食材】

・玄米
・雑穀米
・オートミール
・全粒粉パン

脂質少なめで代謝を助ける食材を摂る

脂質の摂り過ぎはカロリーオーバーの原因になります。低脂質で、なおかつ代謝をサポートする食材を取り入れましょう。

【おすすめの食材】

・卵
・大豆製品
・ささみ
・ヒレ肉

間食は低カロリーで低糖質のものを選ぶ

ダイエット中は間食しないのが基本ですが、どうしても食べたいときは低カロリー・低糖質なおやつを選びましょう。

【おすすめの食材】

・寒天
・ハイカカオチョコレート
・和菓子

 

食べ方

ダイエット中は摂取する栄養素だけでなく、食べ方も意識する必要があります。

 

よく噛みゆっくり食べる

よく噛んでゆっくり食事すると満腹中枢が刺激されるため、少ない食事でも満足感を得やすくなります。1口30回ほど噛み、20分ほどの時間をかけて食べるようにしましょう。

腹八分目までにする

食べ過ぎはカロリーオーバーにつながります。満腹になるまでたっぷり食べるのは控えて、腹八分目に抑えましょう。

寝る3時間前までに食べ終わる

食後2~3時間ほどは、食べ物の消化吸収のために胃腸が活発に動きます。この状態で寝ると胃腸に負担がかかって、睡眠の質が悪くなってしまいます。
さらに、夜は活動量が少なく脂肪・糖分を溜め込みやすいため、就寝の3時間前までに夕食を済ませましょう。

 

 

生理後にダイエットをする際の注意点

生理後にダイエットをする際に、いくつか注意したいことがあります。詳しくみていきましょう。

 

一気に痩せようとしない

ダイエット中は「早く結果を出したい」と極端な行動に走りがちです。しかし、無理をすると生理不順やリバウンドなどが起こりやすくなります。
栄養失調によって貧血や低血圧になったり、将来的に不妊になったりと身体に問題が出る場合もあるので一気に痩せようとしないようにしましょう。

 

睡眠をしっかりとる

睡眠不足の状態が続くと、グレリンという食欲を増進させるホルモンが分泌されます。さらに糖をエネルギーに変えるインスリンも働きにくくなるため、睡眠をしっかり取るよう心がけましょう。
質の良い睡眠は身体の疲れを回復させたり、成長ホルモンの分泌を促して基礎代謝を上げたりするのにも役立ちます。

 

 

まとめ

生理後の卵胞期はエストロゲンの分泌量が増えて痩せやすくなり、生理前の黄体期はプロゲステロンの影響で痩せにくくなります。そのため、ダイエットを始めるなら生理後がおすすめです。
しかし、ダイエットしたいとは思っているものの、1人だとやり方がわからず不安を感じる、なかなか継続できないという方もいるでしょう。そのようなときは、ぜひ「Dr.トレーニング」にご相談ください。

Dr.トレーニング」では、プロトレーナーが一人ひとりの目的に合わせてメニューを考えるため、1人でダイエットするよりも効率的に理想の身体が手に入ります。
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