がん、乳がんに対しての運動などの有効性 パーソナルジム・パーソナルトレーニングならDr.トレーニング

2025.06.08

がん、乳がんに対しての運動などの有効性

 

がん、乳がんに対しての運動について

がん治療開始前から寛解まで、健康維持に必要な運動・栄養・休養について提案することが可能です。
また、がん治療に関わる医療者と連携しつつ、体力低下、リンパ浮腫、化学療法による副作用や骨転移など、治療中に起こり得る事象も考慮したプログラムを組むことが必須の条件と考えております。

 

がん、乳がんに対しての運動などの有効性

「がんと運動」というテーマは国内外で広く議論され、各国の学会や診療ガイドラインでもその有用性が示されています。
下記にその有効性に対して羅列させていただきます。

・日本整形外科学会はがんロコモ※1と、その予防/対策について広く啓発をしています。
・アメリカスポーツ医学会(ACSM)は、1週間あたりで中強度の運動を150-300分、高強度の運動を75-150分を実施することで、7種のがん※2の予防効果があるとしています[2]。
・がん罹患後の心身の問題※3を改善するために、週150分の有酸素運動と週2回の筋力トレーニングを組み合わせた運動プログラムを推奨しています。

また、日本乳癌学会と日本リハビリテーション医学会では、乳がんと身体活動に関連するエビデンスの評価と推奨をしています。

・閉経前女性では高強度の運動が乳癌発症リスクを減少させる可能性がある [3]
・閉経後の女性では運動が乳癌発症リスクを減少させることはほぼ確実である [3]
・乳がん診断後の身体活動を高く維持することを強く推奨する [3]
・乳がん患者に対して、術後にリハビリテーション治療(肩関節可動域訓練など)を行うことを推奨する [4]
・化学療法・放射線治療中の乳がん患者に対して、リハビリテーション治療(運動療法)を行うことを推奨する [4]
・治療終了後の乳がん患者(サバイバー)に対して、リハビリテーション治療(運動療法)を行うことを提案する [4]

※1 がん自体あるいは「がん」の治療によって、骨・関節・筋肉・神経などの運動器の障害が起きて移動機能が低下した状態 [1]
※2 膀胱、乳房、結腸、子宮、食道、腎臓、胃がん
※3 疲労感、生活の質、身体機能、不安症、うつ状態、リンパ浮腫、骨の健康、睡眠の質

上記のような有効性やガイドラインを元に弊社Dr.トレーニングでは、がん・乳がんに対してのリハビリトレーニングを提供しています。

 

 

がん、乳がんに対してのよくある質問

Q1. がん治療に関する正しい知識はどこで得られますか?
A.最も確実なのは、診療ガイドラインです。Dr.トレーニングでも日本癌治療学会が提示するガイドライン[5]が示す、診療内容や標準治療を考慮した運動プログラムを提供します。

Q2. 中/高強度の運動ががんに対して推奨されていますが、実際はどのような感じですか?

A.身体活動研究プラットフォーム[6]では、中強度は3-6メッツの身体活動、高強度は6メッツ以上の身体活動と定義されています。例として…
中強度:筋力トレーニング20分、歩行20分、自転車15分、階段昇降10分
高強度:ランニング、水泳、または重い荷物を運ぶ 7-8分
が挙げられます。

Q3. 乳がんに対する運動はいつから始められますか?

A.医師からがんの診断と治療方針の決定がされた後、治療開始前から実施することが理想です。治療を最優先とすること、主治医からの運動許可を前提として、後の悪影響を軽減するための提案は可能です!

 

 

Dr.トレーニングのリハビリジムとしてのポイント

POINT 01 リハビリの専門家が在籍

Dr.トレーニングのトレーナーには、理学療法士や柔道整復師、アスレティックトレーナーなどリハビリの専門家も在籍しております。
また、そのトレーナーの中には病院やクリニックなどで勤務経験のある者もいるため、より専門的なアプローチが行えます。

POINT 02 世界トップレベルの知識・技術

メジャーリーグで培った経験とアメリカ大学院で得た知識を駆使し、世界最高峰のトレーニングメゾットを構築。アメリカ国家資格の準医療資格(ATC)だから信頼されています。

POINT 03 オンライン、出張などにも対応

Dr.トレーニングでは店舗でのパーソナルトレーニングの他、オンライントレーニングや出張トレーニングなどにも対応しております。
リハビリで「ジムに通うのが大変」「人の目が気になる」という方に対してもトレーニングを提供することができます。

 

 

体験トレーニングについて

Dr.トレーニングでは、臨床経験、実績と研鑽を重ねているキャストが、不安や悩みに寄り添いつつ、お客様の「一瞬ではなく、一生モノの身体作り。」をサポートいたします。

この記事を読んでパーソナルトレーニングに興味をもった方はぜひ体験トレーニングを受けてみてください。

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【著者情報】

Dr.トレーニング|マタニティ事業部責任者
青柳 陽祐

【学歴】

ラッセル大学 アスレティックトレーニング&スポーツサイエンス学部 ATC学科

【職歴】

慶應義塾大学医歯薬学部ラグビー部
東京健康科学専門学校 非常勤講師
コモゴルファーズアカデミー

【資格】

NATA-ATC(全米アスレティックトレーナーズ協会認定トレーナー)

 

参考資料:
[1] ロコモオンライン https://locomo-joa.jp/

[2] ACSM Physical Activity Guidelines for Cancerhttps://acsm.org/physical-activity-guidelines-cancer-infographic/

[3] 日本乳癌学会 乳がん診療ガイドライン2022年版 https://jbcs.xsrv.jp/guideline/2022/
[4] 日本リハビリテーション医学会 がんのリハビリテーション診療ガイドライン2019年:第2版 https://www.jarm.or.jp/document/cancer_guideline.pdf
[5] 日本癌治療学会 http://www.jsco-cpg.jp/
[6] 身体活動研究プラットフォーム 用語解説 https://paplatform.umin.jp/term.html

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