ピッチングフォームと肩障害について

こんにちは。

今回は、投球動作と肩障害について少しお話しさせて頂きます。

今回はトレーナーだけでなく、

コーチや監督などに読んで欲しいモノを翻訳しました。

ピッチングフォームと肩障害の関係として以下のモノがあげられます。

・肩関節外旋の最大ROMアングル

・肘関節伸展アングル

・肩関節外転アングル

・トランク(胴体)の側屈アングル

・上部胴体ローテーション

・ペルビック(骨盤)の傾き

この中で、ユースプレイヤーに多くみられる原因はどれか?

答えは、トランク(胴体)の側屈アングルです。

pitch

写真のように後ろに倒れながらピッチングをすると、

肩関節や肘関節にかかるプレッシャー(トルク)が著しく上がります。

さらに、このピッチングだと、

肩関節外旋の時に、

棘下筋、小円筋、三角筋後部も

かなりの筋出力が必要になってくると思います。

それによって代償運動が生じ、

これらの筋肉が拘縮し、

ペインスパズムサイクル(痛みと痙攣サイクル)が起き、

ROMが下がり、肩甲骨にかかる負担も大きくなると思われます。

もちろん腰部への負担も相当なものだと思われます。

この辺りまでくるとトレーナーや治療家の仕事になりますが、

ピッチングフォームの修正は、

コーチや監督の仕事なので、

我々は口出しできません。

なのでこのような知識を現場に

教えていくのも我々の仕事の1つかもしれませんね。

 

 

 

山口 元紀 Genki Yamaguchi

株式会社Dr. トレーニング 代表取締役

【一瞬ではなく一生モノの身体作り】

◆Dr.トレーニング|東京都20店舗、神奈川県1店舗、大阪府4店舗、兵庫県1店舗
恵比寿/恵比寿プライベート/中目黒/自由が丘/麻布十番/目白/学芸大学/吉祥寺/池袋/奥沢/銀座/下北沢/三軒茶屋/代々木/田園調布/広尾/青山/渋谷/六本木/目黒/横浜/梅田/心斎橋/なんば/天王寺/三宮

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恵比寿・北花田・川崎のセミパーソナルトレーニングジム

◆Dr.トレーニング スクール
東京・大阪のパーソナルトレーナー養成スクール

◆Dr.トレーニング プラス
業界初!腸内環境に特化したプロテイン他、発売中

帰国後は日本のプロアスリートや芸能人のパーソナルトレーニングを担当。
海外遠征(スペインやアメリカのトップチーム)も毎年行っている。

現在は、経営者とトレーナーの観点を組み合わせ、専門的なコンサルティングを行う。
全店舗で利益100万以上を達成し、店舗稼働率80%以上、新店舗も全て3ヶ月以内で黒字という実績を誇る。
10種類以上の研修を社内に組み込んで、スタッフの成長を軸とした独自の制度を確立している。
離職が多いジム業界で5年間、離職0という実績がある。

【活動内容】
Dr.ストレッチ 技術監修
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【職歴(インターン含む)】
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【学歴】
日本大学文理学部体育学科(学士号)
Texas Tech University Health Sciences Center Athletic Training(修士号)

【資格】
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